「ホームページは作った。でも、そこから予約が入っている感じがしない」
「やっぱりSEOをやった方がいい?」
「ブログを書いて、アクセスを増やした方がいいのかな?」
治療院のホームページから予約が入らないと、まずアクセスを増やしたくなりますよね。
もちろん、見てもらう人を増やすことは大切です。
でも、その前に一度、
「今ホームページを見ている人は、安心して予約できる状態になっている?」
を確認するのがおすすめです。
たとえば、毎月100人がホームページを見ているのに、ほとんど予約されていない。
そこでSEOや広告を頑張って300人に増やしても、
「料金が分からない」
「先生がどんな人か分からない」
「自分に合う治療院か分からない」
という理由で離脱していたら、まず直したいのはホームページの中身ですよね。
私はWebマーケティング会社で3年間、SNS広告や記事LPの制作に携わってきました。
その経験から、集客がうまくいかないときは、
「人が来ていないのか」
「来ているけど、その先へ進んでいないのか」
を分けて考えることが大切だと思っています。
今回は、治療院のホームページを見てもらえているのに予約につながらないとき、確認する7つのポイントを紹介します。
理由1|最初の画面を見ても「誰のための治療院か」が分からない
ホームページを開いた人が最初に知りたいのは、「ここは私に関係ある?」ということです。
たとえば、「地域の皆様の健康をサポートします」だけだと、悪くはないけれど、自分向けなのか判断しにくいですよね。
肩こりに悩んでいる人なら、「デスクワークによる慢性的な肩こりでお悩みの方へ」など、自分の悩みに近い言葉が見える方が、「ここなら相談できそう」と思いやすくなります。
肩こり専門、腰痛専門、と専門を絞る必要はありません。
ただ、
誰の、どんな悩みに対応している治療院なのか。
最初に分かるようにしておきたいです。
理由2|経歴は分かるけど「どんな先生か」が分からない
一人治療院なら、誰に施術してもらうのかも大きな判断材料です。
資格や経歴はもちろん大切です。
でも患者さんは、
「ちゃんと話を聞いてくれるかな?」
「どんな考えで施術しているんだろう?」
「怖い先生じゃないかな?」
ということも気にしています。
だから、
なぜこの仕事をしているのか。
施術するときに何を大切にしているのか。
どんな患者さんをサポートしたいのか。
まで少し見えると、「この先生なら相談できそう」につながります。
すごく見せるより、安心してもらう。
私はその方が大切だと思っています。
理由3|施術内容が専門用語ばかりで分かりにくい
治療院側では当たり前の言葉でも、患者さんには分からないことがあります。
専門的な施術名や技術名を見ても、「結局、私は何をされるの?」となってしまったら、判断できません。
専門性をなくす必要はありません。
ただ、専門知識がない人にも伝わる言葉にすることは大切です。
理由4|料金が分かりにくい
「気になるけど、結局いくらかかる?」
これは予約前に確認したいことですよね。
それなのに、
料金ページが見つからない。
「詳しくはお問い合わせください」だけ。
メニューが多すぎて、自分がどれを選べばいいか分からない。
となると、問い合わせる前に離脱してしまう人もいます。
私は、予約前に必要な判断材料はできるだけ分かりやすく出しておく方がいいと思っています。
初回はいくら?
2回目以降はいくら?
自分はどのメニューを選べばいい?
ここが分かるだけでも、予約のハードルは下がります。
理由5|口コミが「予約前の不安」を解消できていない
口コミを載せている治療院も多いと思います。
ただ、「とても良かったです!」だけでは、予約を迷っている人が知りたいことまで分からないことがあります。
たとえば、
「デスクワークで肩まわりに悩んでいた」
「初めての治療院で不安だった」
など、来院前にどんな状態だった人なのかが分かると、「私と似てる」と思いやすいですよね。
口コミは数を並べるだけではなく、「自分と似た悩みの人も来ているんだ」と安心してもらうための情報として使うとさらに効果的になります。
理由6|初めて行くときの流れが分からない
治療院側は、「予約して来てもらえれば説明します」と思うかもしれません。
でも患者さんは、その予約するまでが不安なんですよね。
何分前に行けばいい?
どんな服装?
何を持っていく?
最初は何をする?
どのくらい時間がかかる?
こうした小さな「分からない」を、あらかじめ減らしておく。
たとえば、
予約
↓
来院
↓
カウンセリング
↓
身体の状態を確認
↓
施術
↓
今後について説明
という流れや所要時間が見えるだけでも、イメージしやすくなります。
ホームページには、来院前の不安を減らす役割もあると思っています。
理由7|予約ボタンはあるけれど、まだ押せる状態になっていない
「LINE予約はこちら!」と分かりやすいボタンがあっても、なかなか押せない人もいます。
前職で記事LPを作っていたときも、「ボタンをどこに置く?」だけではなく、「安心してボタンを押せる?」を考えていました。
治療院でも同じです。
予約ボタンを増やす前に、「ここなら行ってみよう」と思える情報がそろっているかを見る。
そのうえで、LINEや予約フォームへ迷わず進めるようにします。
「予約ボタンを増やす」だけが予約導線ではない
私は、予約導線ってボタンまでの道だと思っています。
たとえば、
肩こりに悩んで検索する
↓
自分向けの治療院だと分かる
↓
先生について知る
↓
施術を理解する
↓
料金を見る
↓
口コミや初回の流れを確認する
↓
「ここに行きたい」と思う
↓
LINEで予約する
ここまで全部が導線です。
だから、
予約するまでに何を知りたい?
からホームページを考えてみるのがおすすめです。
SEOをやるのは、そのあとでもいい
もちろん、ホームページ自体にほとんどアクセスがないなら、SEOやGoogleマップ、Instagramなどで入口を増やす必要があります。
でも、すでにGoogleマップやInstagramからホームページを見てもらえているのに予約されていないなら、先にホームページの中を整える。
そのあと必要ならアクセスを増やす。
私はこの順番でいいと思っています。
たとえば、
STEP1|予約前に必要な情報を整える
↓
STEP2|LINEや予約まで迷わない状態にする
↓
STEP3|必要ならSEO・Googleマップ・Instagramなどで入口を増やす
です。
アクセスを増やすことと、予約につなげることは分けて考える。
そうすると、今やることが見えやすくなります。
まとめ|アクセスを増やす前に、今来ている人が予約できる状態か確認しよう
治療院のホームページから予約につながらないときは、まず7つのポイントを確認してみてください。
1.誰のための治療院なのか分かる?
2.先生の人柄や考え方が見える?
3.施術内容が分かりやすい?
4.料金を迷わず確認できる?
5.口コミが予約前の不安を減らしている?
6.初回来院の流れが分かる?
7.予約するための判断材料がそろっている?
そして、
そもそもホームページを見られていないのか。
見られているけれど予約されていないのか。
を分けて考える。
前者なら、SEOやGoogleマップ、Instagramなどで知ってもらう。
後者なら、まずホームページの中を見直す。
集客できない=アクセスを増やす
ではありません。
今どこで止まっているのか。
そこから考えると、本当に必要な改善が見つけやすくなると思います^^

